⾃費診療での
根管治療とは?
保険適⽤と⾃費診療
の違いと費⽤を
詳しく解説
むし歯が神経まで達してしまったときに必要となるのが根管治療です。
歯の根の中を丁寧に掃除し、再感染を防ぐことで歯を残すための大切な治療ですが、保険診療で行われることが一般的です。
しかし、近年ではより精密で再発リスクの少ない治療を求めて、自費診療での根管治療を選ぶ方も増えています。
ここでは、保険と自費の違いや、治療方法、かかる費用、選ぶ際のポイントまでを詳しく解説します。
できるだけ歯を長く持たせたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
- 1 根管治療とは?
- 2 自費診療で受けられる主な治療内容
- 3 自費診療の費用の目安
- 4 どんな人におすすめ?
- 5 まとめ
- 5.1 当院の精密根管治療の治療症例実績
- 5.2 [50代女性]前歯が奥に入っている[矯正治療]
- 5.3 [40代女性]前歯が膿んでいる[精密根管治療]
- 5.4 [40代女性]前歯の差し歯が取れた[エクストルージョン]
- 5.5 [30代女性]前歯が折れた[エクストルージョン]
- 5.6 [20代男性]歯が折れた[歯の移植]
- 5.7 [30代女性]神経を残したい[歯髄温存療法]
- 5.8 [10代男性]多発性歯根嚢胞[精密根管治療]
- 5.9 [30代女性]歯茎から膿が出る[精密根管治療]
- 5.10 [50女性]歯を残したい[歯根端切除術]
- 5.11 【40代女性】眠れないぐらい歯が痛い【精密根管治療】
- 5.12 精密根管治療はぜひ当院にご相談ください
根管治療とは?

根管治療とは、むし歯や外傷などで感染してしまった歯の神経を取り除き、歯の根の内部をきれいに清掃、消毒し、薬剤で密閉する治療です。
この処置を行うことで、感染の再発を防ぎ、歯を抜かずに残すことができます。
どんなに高価なかぶせ物をしても、土台となる根がしっかりしていなければ長持ちしません。
根管治療は歯の土台作りとして非常に重要な役割を持っており、ここでの精度が歯の寿命を大きく左右します。
自費診療で受けられる
主な治療内容

マイクロスコープを使った
精密根管治療
歯の中は非常に細かく、曲がりくねった構造をしているため、肉眼だけで感染部位を見つけるのは困難なこともあります。
マイクロスコープを使用すれば、20倍以上に拡大した視野で患部を直接確認できるため、根の中の汚れや感染源を見逃さずに除去できます。
また、ひび割れや穿孔も早期に発見できるため、予後の安定にも大きくかかわります。
CT撮影による立体的な診断
通常のレントゲンでは二次元的な平面画像しか得られず、根の形状や病巣の深さ、広がりを正確に把握するのが難しいです。
CT撮影を行うことで、歯の根の位置関係や長さ、病巣の状態を三次元的に詳細に分析でき、より確実な治療計画が立てられます。
特に再治療や複雑な根の形をしているケースでは、CTの情報が重要になります。
ラバーダム防湿による感染防止
根管治療では、唾液や血液に含まれる細菌が根の中に入り込むと、治療後の再感染を招く恐れがあります。
そのリスクを防ぐために用いられるのがラバーダムと呼ばれる防湿器具です。
これは、治療部位以外をゴムのシートで覆って隔離し、治療中の無菌状態を保つ役割を果たします。
自費診療ではこのラバーダムを使用するため、治療の安全性と成功率が向上します。
バイオセラミック系の
高性能封鎖材を使用
治療後に根管を封鎖する際に使用する材料も、保険診療と自費診療では大きく異なります。
自費診療では、MTAセメントやバイオセラミック系の材料など、封鎖性や抗菌性に優れた薬剤を使用することができます。
これにより、根の先端までしっかりと密閉することが可能になり、治療後の細菌感染や漏洩のリスクを最小限に抑えることができます。
自費診療の費用の目安

前歯、小臼歯の根管治療
前歯や小臼歯(犬歯やその後ろの歯)の根管治療は、根の本数が1本~2本と比較的少ないため、5万~8万円程度が目安です。
大臼歯の根管治療
大臼歯は根の本数が多く複雑な構造をしているため、10万~15万円ほどかかることが一般的です。
難症例ではさらに費用が上がる場合があります。
再根管治療(再治療)
以前に保険治療を行ったが再感染した場合などの再根管治療は、さらに難易度が上がるため、15万円〜20万円以上になることもあります。
どんな人におすすめ?

歯をなるべく長く持たせたい方
自分の歯を残したい、将来的にも噛める状態を維持したいと考える方にとって、自費診療での根管治療は非常に有効です。
特に前歯など見た目も大切な部位では、再発リスクを減らす治療が選ばれる傾向にあります。
過去に再発を繰り返している方
一度治療した歯が再び痛くなったり、腫れたりして再治療が必要になった経験がある方には、精密な自費治療を選ぶメリットが大きいです。
歯の根の形が複雑な方
根管が湾曲していたり、本数が多い歯は、保険診療では十分な処置が難しい場合があります。
CTやマイクロスコープを活用した自費診療なら、そうした難症例にも対応できます。
まとめ

根管治療は、歯を残すための最も重要な基礎治療の一つです。
保険診療でも対応可能ですが、再発防止を目指すなら、自費診療の選択肢も視野に入れるべきでしょう。
マイクロスコープやCT、高性能な封鎖材などを使用できる自費診療では、治療後の安定性が高くなり、再治療のリスクを抑えられます。
費用はかかるものの、大切な歯を守るために後悔のない選択肢を視野に入れてみてください。
自分にとってどちらの治療法が最適か、まずは信頼できる歯科医院で相談しましょう。
当院の精密根管治療の
治療症例実績
当グループ医院の精密根管治療の症例を以下にご紹介します。
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