【恵比寿】セラミック治療後に沁みる・痛い…それ、虫歯じゃなく“噛み合わせ”が原因かもしれません
目次
セラミックや詰め物をした後に、「冷たいものが沁みる」「噛むと痛い」といった症状に悩まされていませんか?
せっかく治療を終えたのに違和感が残ると、
「治療がうまくいかなかったのでは?」
「虫歯がまだ残っているのでは?」
とご不安になる方もいらっしゃるかと思います。
ですが、その症状の原因は“虫歯”ではなく、噛み合わせ(咬合)にある場合が多いのです。
今回は、セラミック治療後の痛みや沁みの原因と、噛み合わせとの関係について詳しくご説明します。
■ セラミックを入れたのに違和感がある…その正体とは?
セラミックや詰め物の治療後、以下のような症状が現れることがあります:
- 冷たい飲み物や空気でしみる
- 噛むときに鋭い痛みがある
- じっとしていても歯がズキズキする
一見すると「虫歯が治っていないのでは?」と思われがちですが、実際は神経や歯の根に過度な力が加わっている“咬合干渉”が原因となっていることが多いのです。
■ 咬合干渉とは? 〜“噛み合わせ”のズレによる痛み〜
咬合干渉(こうごうかんしょう)とは、本来の噛み合わせのバランスが崩れ、一部の歯に余計な力がかかってしまっている状態です。
これによって歯の根にある「歯根膜」が圧迫され、沁みたり痛みを感じる原因になります。
特にセラミック治療後は、ほんの少しの高さや位置のズレが、違和感や痛みに繋がることもあります。
【論文でも裏付けあり】
Rekow ED. et al. (Dent Mater J. 2019):
「補綴治療後の不快症状の多くは、咬合不適合や咬合干渉によって生じる歯根膜への影響によるものである」
つまり、咬合のチェックと調整を丁寧に行うことが、痛みや違和感を防ぐために非常に重要なのです。
■ Uデンタルオフィス恵比寿では「咬合」まで丁寧に診ます
当院では、セラミックなどの補綴物をセットする際に、
- 咬合紙による当たりの確認
- 症例によっては咬合スキャンや咀嚼運動の確認
- 微調整によるストレスフリーな咬み合わせの実現
など、**「噛み合わせまでを含めた精密補綴治療」**を徹底しています。
せっかく高品質なセラミックを使っても、噛み合わせのバランスが悪ければ予後不良の原因になりかねません。
当院では「美しさ」と「機能性」の両立を大切にしています。
■ まとめ:沁みや痛みの原因は“噛み合わせ”かもしれません
セラミック治療後の沁みや痛み、不安を感じている方は多くいらっしゃいます。
虫歯の再発ではなく、噛み合わせの不調和による負担が原因であるケースも多く、しっかりと診査・調整を行えば症状の改善が期待できます。
Uデンタルオフィス恵比寿では、審美性・機能性・長期安定性を重視したセラミック治療を行っております。
治療後の違和感が気になる方、初めてのセラミック治療を検討されている方も、ぜひお気軽にご相談ください。