歯髄温存療法について
目次
「神経を取らずに歯を残す」新しい選択肢:歯髄温存療法(VPT)とは?
こんにちは。恵比寿駅から徒歩数分のUデンタルオフィス恵比寿です。
虫歯が進行し、歯の神経(歯髄)に達した場合、従来は神経をすべて除去する「抜髄」が一般的でした。しかし、近年では、適切な診断と治療により、神経を一部または全部残す「歯髄温存療法(VPT:Vital Pulp Therapy)」が注目されています。
当院では、最新の設備と技術を駆使して、可能な限り神経を保存し、歯の寿命を延ばす治療を提供しています。
歯髄温存療法(VPT)とは?
歯髄温存療法(VPT)は、虫歯によって露出した歯の神経をすべて除去するのではなく、炎症が限局している場合に、神経の一部または全部を保存する治療法です。これにより、歯の生理的機能を維持し、長期的な健康を保つことが可能になります。
神経を残すメリット
神経を保存することで、以下のような利点があります:
- 歯の寿命が延びる
- 根の破折リスクが低減
- 治療後の違和感や痛みが少ない
- 将来的な再治療のリスクが低下
神経は、歯に栄養と水分を供給し、感覚を伝える重要な役割を担っています。そのため、可能な限り神経を保存することが、歯の健康維持に繋がります。
VPTの適応条件
歯髄温存療法が適応となる主な条件は以下の通りです:
- 深い虫歯で神経が露出しているが、出血が制御可能
- 自発痛や持続的な痛みがない
- 歯髄の炎症が限局的で、生活反応が残っている
これらの条件を満たす場合、部分断髄(pulpotomy)や直接覆髄(direct pulp capping)などの方法で治療が可能です。
Uデンタルオフィス恵比寿のVPTの特徴
当院では、以下のような特徴を持つ歯髄温存療法を提供しています:
1. マイクロスコープを用いた精密治療
最大20倍まで拡大可能なマイクロスコープを使用し、患部を詳細に観察しながら、最小限の侵襲で神経を保護します。
2. 高性能な材料の使用
封鎖性と生体親和性に優れたMTAセメントやバイオセラミックなどの材料を使用し、組織の再生と炎症の抑制を促進します。
3. 一貫した治療体制
治療後の被せ物や詰め物も、審美性と機能性を兼ね備えたセラミック修復やダイレクトボンディングで対応し、咬み合わせの設計まで含めたトータルケアを行います。
治療の流れ
- 初診カウンセリング(約45分)レントゲンやCT診断を行い、病状と治療方針、費用と期間についてご説明します。
- 精密治療(1回 約90分)診断結果に基づき、部分断髄や直接覆髄などの処置を行います。
- 経過観察治療後は、定期的な経過観察を行い、歯の状態を確認します。
まとめ:神経を守り、歯を長く保つために
虫歯が進行しても、すべてのケースで神経を取る必要はありません。適切な診断と治療により、神経を保存し、歯の寿命を延ばすことが可能です。
Uデンタルオフィス恵比寿では、患者様一人ひとりの状態を見極め、最適な治療法をご提案しています。神経を残す治療にご興味のある方は、ぜひ一度ご相談ください。
📍恵比寿駅 徒歩数分
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あなたの大切な歯を、可能な限り守るために、私たちが全力でサポートいたします。



