精密根管治療の実際
「その歯、本当に抜かなければいけませんか?」
こんにちは、Uデンタルオフィス恵比寿です。歯の神経が虫歯や外傷などによって感染すると、歯根の先端に炎症が起こり、「根尖性歯周炎」と呼ばれる状態になります。これを放置すると、強い痛みや腫れが出たり、膿がたまって歯を残すことが難しくなってしまいます。
当院では、**先端機器と高倍率マイクロスコープを活用した「精密根管治療」**を導入し、できる限り歯を抜かずに残す治療を行っています。
【当院の実績】
- 初回根管治療(抜髄):127本(成功率 94.4%)
- 再根管治療:358本(成功率 79.3%)
- 歯内療法外科(歯根端切除など):74本(成功率 95.9%)
※2年間の経過観察に基づく自院データです。
【一般的な保険診療の成功率は?】
国内外の報告によると、保険適用の根管治療では以下のような成功率が示されています。
- 初回根管治療:約60〜75%
- 再根管治療:約40〜60%
この違いの背景には、診療時間や使用できる材料・器具の制限、感染防止措置の徹底度などが関係しています。
【精密根管治療でここまで違う】
Uデンタルオフィス恵比寿では、以下のような特徴で治療の成功率を高めています。
目次
1. マイクロスコープの使用
最大20倍に拡大できるマイクロスコープにより、肉眼では確認できない根管の枝分かれや感染源を視認しながら処置を行います。
2. ラバーダムによる無菌処置
治療中の歯に唾液や細菌が入らないよう、ラバーダムと消毒処置を徹底。これにより再感染リスクを大幅に低下させます。
3. 高度な滅菌体制とディスポーザブル器具の採用
クラスBの高性能滅菌器を導入し、再利用器具も徹底管理。感染対策としてディスポーザブル器具も多用しています。
4. 最短2回で完了する治療設計
症例により異なりますが、多くの場合は1〜2回の来院で根管治療が完了。時間的なご負担を軽減します。
【再発例や難症例にも対応】
再根管治療で症状が改善しない場合には、歯の根の先端を外科的に処置する「歯根端切除術」や「意図的再植術」といった高度な選択肢もご提案可能です。
抜歯と診断されたケースでも、歯を残せる可能性があるかもしれません。一度ご相談ください。
【治療の流れ】
STEP1|初診カウンセリング(約45分)
- レントゲン・CT撮影
- 診断と治療方針の説明
- 費用・回数のご案内
※カウンセリング費用:11,000円(税込)
STEP2|根管治療(1回 約90分)
- 1回目:洗浄・貼薬
- 2回目:根管充填・支台築造
- ※必要に応じて3回目以降の処置あり
STEP3|経過観察
- 1ヶ月〜24ヶ月間の定期チェックを行い、再発防止に努めます
【費用の目安】
治療内容 | 費用(税込) |
---|---|
初診カウンセリング | ¥11,000〜 |
根管治療(前歯) | ¥68,000〜121,000 |
根管治療(小臼歯) | ¥93,500〜132,000 |
根管治療(大臼歯) | ¥93,500〜154,000 |
歯根端切除術 | ¥55,000~ |
【このようなお悩みがある方はご相談ください】
- 他院で「抜歯」と診断された
- 根管治療後も痛みや違和感が残る
- 同じ歯を何度も治療している
- 忙しくて通院回数を減らしたい
当院では、患者さまの大切な歯を1本でも多く守ることを大切にしています。「抜くしかない」と言われた歯にも、残す選択肢があるかもしれません。まずはお気軽にご相談ください。