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  • 失活⻭のホワイトニングとは?インターナルブリーチとウォーキングブリーチのメリット・デメリット、費⽤相場について解説

失活⻭の
ホワイトニングとは?
インターナル
ブリーチと
ウォーキング
ブリーチの
メリット・
デメリット、費⽤相場
について解説

過去に神経を取った歯が、時間の経過とともに黒ずんで見えるようになったというお悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。

前歯など見た目が気になる部分であれば、特に気になるかもしれません。

通常のホワイトニングでは改善が難しい失活歯の変色ですが、歯の内部から漂白を行うインターナルブリーチやウォーキングブリーチという方法によって、歯の白さを取り戻すことが可能です。

ここでは、失活歯のホワイトニングの原理や、インターナルブリーチとウォーキングブリーチの違い、メリット、デメリット、費用の目安まで詳しくご紹介します。

失活歯とは?
なぜ黒くなるのか

失活歯とは

失活歯とは、むし歯や外傷、歯科治療の結果として、歯の中にある神経(歯髄)が死んでしまった状態、または意図的に神経を除去した歯のことを指します。

歯髄は歯の生命線のような役割を持っており、血液や神経が通うことで、歯に栄養や感覚が届けられています。
しかし、根管治療を行い神経を取ると、その歯は機能的には失活した歯となります。

失活歯でも噛むことはできますが、内部からの水分供給が絶たれるため、時間が経つと歯質がもろくなったり、色が変わったりといった変化が生じてきます。

失活歯が黒くなる理由

神経を失った歯は、内側では徐々に変化が進行していきます。

色がつく原因は内出血や組織液の分解による色素沈着です。
歯の内部で血液の成分が残ったまま分解されると、ヘモグロビンなどの色素が象牙質に沈着し、時間とともに黒ずみや黄ばみとなって現れます。

さらに、過去の根管治療で使われた薬剤や詰め物の種類によっても変色の度合いが異なることがあります。
特に古い治療で使われた材料の中には、経年的に黒ずみを生じやすいものもあり、色調の変化が強く出る場合もあります。

失活歯に通常の
ホワイトニングは
効かない?

表面からの漂白では
色は改善しにくい

市販や歯科医院で行われている一般的なホワイトニングは、エナメル質や象牙質の表面に働きかける表面からの漂白です。
過酸化水素や過酸化尿素といった薬剤を使用し、表層の着色汚れを分解することで歯の白さを引き出します。

しかし、失活歯の変色は歯の内側、つまり歯髄腔に由来するものであり、表面からのホワイトニングでは根本的な改善が難しいです。

内部から漂白するブリーチが必要

失活歯のホワイトニングには、歯の中から薬剤を作用させるインターナルブリーチ、またはウォーキングブリーチという方法が用いられます。

この治療では、歯の裏側から小さな穴をあけて、歯髄腔にホワイトニング剤を直接注入することで、変色を改善します。

根管治療が済んでいることが前提となりますが、その分、外側からの処置では届かない内部の色素にまで作用するため、確実な効果が期待できます。

無理にセラミックで被せる前に検討を

変色した歯を白くしたいという思いから、いきなりセラミッククラウンで覆ってしまうケースもありますが、これは歯質を削ることになり、将来的なリスクにもなりかねません。

これらのブリーチは、歯をほとんど削らずに白くできるため、できるだけ自分の歯を残したいという方にとって、良い選択肢といえるでしょう。

まずはホワイトニングでどこまで改善できるかを試し、必要であればラミネートベニアやクラウンなどの修復を検討するという順序がおすすめです。

インターナルブリーチと
ウォーキングブリーチ
の違い

インターナルブリーチとは、歯科医院で行う失活歯の内部からの短時間ホワイトニング処置です。

歯の裏側に小さな穴をあけて漂白剤を入れ、数10分〜数時間だけ作用させた後に薬剤を除去し、当日中に処置を終えるのが特徴です。

主に1回である程度の効果が期待できる場合や、歯への影響を最小限に抑えたいケースで選ばれる方法で、日帰りの治療として行われることが多くなっています。

一方、ウォーキングブリーチはインターナルブリーチと異なり、漂白剤を歯の内部に入れたまま仮封し、患者様がその状態のまま数日生活する治療方法です。

数日〜1週間おきに通院し、薬剤を交換しながら徐々に歯を白くします。

通院回数は2回〜5回程度が一般的で、失活歯の変色が強い場合や、より確実な回復を目指すケースに適しています。

インターナルブリーチの
メリット・デメリット

メリット

短時間で完了する

インターナルブリーチは基本的に歯科医院内で1回の処置が完結するため、忙しい方や遠方から来院される方にとって良い治療法です。

数10分〜数時間で薬剤を作用させてから取り除くため、当日中に処置が終わるという点が大きなメリットです。

デメリット

持続効果はやや限定的

薬剤を短時間しか作用させないため、漂白効果の持続性はウォーキングブリーチに比べてやや劣ることがあります。

再変色のリスクが高めです。

色ムラが残る可能性

短時間処置では、歯の深部に沈着した色素まで完全に除去できないことがあり、やや色ムラが出る場合があります

ウォーキングブリーチの
メリット・デメリット

メリット

高い漂白効果が得られる

薬剤を数日間、歯の内部に留めてじっくり作用させるため、深い部分に沈着した色素にもアプローチでき、インターナルブリーチよりも色の改善度が高い傾向にあります。

濃い変色や長年放置されていた失活歯でも、回復が期待できます。

再変色しにくい

徐々に漂白することで、色素の根本的な除去につながり、仕上がりの持続性にも優れています。

処置後もきれいな状態を長く保ちやすいのが特長です。

デメリット

通院回数が必要

通常、1週間ごとに2〜4回程度の通院が必要になるため、忙しい方にはスケジュール調整が負担になる可能性があります。

仮封に違和感を感じることがある

漂白期間中は歯の裏側を仮の詰め物で封鎖している状態のため、違和感を感じたり、仮封が取れたりする可能性もあります。

治療期間と費用相場

治療期間の目安

ウォーキングブリーチは一般的に1週間〜2週間ごとに数回の通院が必要で、全体で1ヶ月程度かかることが多いです。

症例によっては、1回〜2回で十分な白さになることもありますが、5回以上かかる場合もあります。

費用相場

自費診療で行われることが一般的で、1本あたり10,000円〜20,000円程度が相場です。

都心部の審美歯科ではもう少し高額な設定になっている場合もあります。

保険は適用される?

見た目を良くすることを主な目的とするため、基本的に健康保険の適用外です。

失活歯を白くする方法
として

失活歯の黒ずみは、通常のホワイトニングでは改善が難しいため、専用のブリーチによる内側からのホワイトニングが有効です。

ただし、効果の持続性や再発のリスク、歯への影響なども考慮しながら、歯科医師と相談しながら治療方針を決めていくことが大切です。

歯を白くしたい方は
ぜひ当院にご相談ください

当グループ医院ではお電話・WEBにてカウンセリングのご予約を受け付けております。
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