⻭が割れた・
⽋けた時は
どうする?
⻭の修復治療⽅法・
費⽤相場を解説
「食事中に硬いものを噛んだ瞬間、歯が欠けてしまった」「歯にヒビが入ってズキズキ痛む」そんな経験はありませんか?歯が割れたり欠けたりすると、見た目の問題だけでなく、しみる、痛むといった症状が出たり、虫歯や感染症のリスクも高くなったりします。放置してしまうと、症状が悪化して抜歯が必要になる場合もあるため、早めの対処が大切です。
ここでは、歯が欠けたり割れたりする原因や、治療方法、費用の目安、自費診療と保険診療の違いについて詳しく解説します。
目次
歯が割れる・欠けるのは
どんな時?

強い衝撃や外傷によるもの
転倒や事故、スポーツ中の接触など、外から強い力が加わると歯が割れたり折れたりすることがあります。前歯に起こりやすく、特に子どもや高齢者は注意が必要です。
硬いものを噛んだ時
氷やナッツ、煎餅などを噛んだ時に欠けることがあります。特に過去に治療を受けた歯や神経を抜いた歯は脆くなっているため、割れやすい傾向があります。
歯ぎしりや噛みしめの習慣
就寝中の歯ぎしりや日中の強い噛みしめにより、歯に微細なヒビが入り、そこから割れてしまうケースもあります。無意識に力がかかるため、自覚がないまま症状が進行していることもあります。
歯の欠け・割れに対する
治療

レジン修復
小さな欠けであれば、歯科用のプラスチックで補う治療が可能です。色も歯に合わせて調整できるため、見た目にも目立ちにくく、1回の通院で完了することが多いです。
インレー治療
欠けが大きい場合や奥歯の噛む面が損傷している場合には、金属やセラミックの小さな詰め物を装着します。歯の型を採って製作するため、数回の通院が必要になります。
クラウン治療
歯の損傷が大きく、自分の歯の強度だけでは保持が難しい場合には、全体を覆うクラウンを装着します。クラウンには金属、ハイブリッド、セラミックなどの素材があり、審美性や強度によって選択します。
入れ歯・インプラント・
ブリッジ治療
歯が根本から割れてしまった場合や、根管治療を行っても保存が難しい場合は抜歯が必要になります。その後は、インプラントやブリッジ、義歯などで欠損部を補います。
当院の審美セラミック治療について
当グループ院の審美セラミック治療の詳しい内容については、下記よりご確認ください。
自費診療と保険診療、
どちらがいいの?

保険診療のメリットと
制限について
保険適用の治療では、比較的安価に治療が受けられるのがメリットです。ただし、使用できる材料や治療法に制限があります。
自費診療の特徴と
選ばれる理由
自費診療では、セラミックなど、高い耐久性や天然歯のような色合いを持つ材料が使用可能です。審美面や長期的な安定性を重視したい方にはおすすめですが、費用は比較的高額になります。ライフスタイルや予算に応じて、歯科医師とよく相談して決めましょう。
歯の割れ・欠けに対する
治療の費用は?

治療費は、欠けの大きさや使用する材料、治療方法によって大きく異なります。以下は目安です。
レジン修復 (保険適用) | 約2,000円〜 5,000円 |
インレー (保険適用) | 5,000円〜 10,000円程度 (銀歯の場合) |
クラウン (保険適用) | 7,000円〜 15,000円程度 (素材による) |
自費クラウン (セラミックなど) | 約60,000円〜 150,000円 |
インプラント治療 (自費) | 300,000円〜 500,000円前後 |
見た目や耐久性、将来的な再治療のリスクも踏まえて、ご自分に合った治療法を選ぶことが大切です。
各院の治療費について
各院の治療費については、下記よりご確認ください。
歯が割れた・欠けた方へ

歯が割れたり欠けたりしたときは、放置せずにできるだけ早く歯科医院を受診しましょう。見た目が良くないだけでなく、痛みや虫歯、神経への影響、さらなる破折を引き起こすこともあります。初期の段階で対処すれば、比較的簡単な処置で済むことも多いため、早めの受診が肝心です。
「少しだけだから」と思わずに、気になる症状があれば歯科医師に相談してみましょう。正しい治療とケアで、歯の健康を守っていきましょう。
お問い合わせについて
当グループ医院ではお電話・WEBにてカウンセリング・ご予約を受け付けております。お気軽にお問い合わせください。